熱中症 DE 高齢者向け対策 [健康管理]
熱中症 DE 高齢者向け対策
毎日暑い日が続きます。オゾン層破壊による紫外線対策してますか?先日、家族旅行で海水浴に行ってきましたが、太陽が熱いというより痛いと感じました。これも地球温暖化が原因なのでしょうか?
また高齢者の熱中症による死亡も多発しています。独り暮らしや高齢者世帯などに関して周囲も協力が大切になります。これからは、自治体、ご近所などの見守りも大事になりそうです。
熱中症で亡くなる高齢者が後を絶たない。多くの人が閉め切った蒸し暑い部屋で発症したとみられる。周囲の協力も含め、対策が必要だ。
東京都監察医務院によると、梅雨明け(7月17日)から8月5日までで、都内23区で熱中症が原因とみられる死者は96人に上った。60歳以上が94人。92人が屋内で亡くなっている。
「独り暮らしの高齢者で、エアコンをつけず、室温が高い部屋で発見されたケースが目立つ」と同医務院。
高齢になると、暑さを感じにくくなる。猛暑でも「節約のため」「体が冷える」などの理由でエアコンをつけない人もいる。防犯のために窓を開けない家庭も多く、空気の流れが滞って、熱中症になりやすい環境になる。
日本救急医学会の熱中症に関する委員会が2008年夏に熱中症と診断された人を分析したところ、屋内で発症した65歳以上の高齢者の9割がエアコンがないか、停止させていた。
調査をまとめた昭和大学准教授の三宅康史さんは「屋内では、室温が徐々に上がるため、暑さに気づきにくい。頭痛や倦怠(けんたい)感など、症状が出ているのに熱中症と気づかず、対処しないままで重症になるケースが目立つ」という。
「目で見てわかるように湿度計付きの温度計を設置してほしい。室温28度、湿度70%を超えないようにエアコンをつけてください」とアドバイスする。
冷房が苦手という人は、「風向を上にして、直接、体に冷気が当たらないようにするといい」と、東京電力くらしのラボグループの笠原啓史さんは話す。扇風機と併用すると、冷気を循環させる効果もあり、温度設定を高めにしても涼しく感じる。電気代がかかると思いがちだが、「扇風機と併用してエアコンの温度設定を1、2度上げたほうが節約できます」。
高齢者は体内水分量が若者に比べて少ない。のどの渇きも感じにくく、「トイレに何度も行きたくない」などの理由で水分を控える人もいる。水分が足りないと熱中症になりやすくなる。
「食前食後、寝る前など、のどが渇いてなくても決まった時間に水分を取りましょう」と白十字訪問看護ステーション(東京都新宿区)統括所長の秋山正子さん。口の中が粘ついてうまくのみ込めない人もいるので、うがいなどで口を潤して、口の中をきれいにしてから水分補給するといい。
「誰の目も届かない家が心配です」と秋山さんはいう。独り暮らしのお年寄りの家には、近所が声を掛け合うなど、周囲の気遣いが大切だ。
(2010年8月7日 読売新聞)
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2010-08-10 00:00
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コメント(4)
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もう一つ、理由があります。
どんなに水分を進めても、尿漏れを気にしたりもします。
ご高齢者は体が上手に動かないので、水分を摂りたがりません。
だから、室内でエアコンを付けていても熱中症になって多くのご高齢者が運ばれます。
見守るだけでは駄目で、もっと孤独なご高齢者の方々の親身な相談者が必要なのだと思います。孤独死と合わせ、寂しい世の中になりつつありますね。
by minK (2010-08-10 01:33)
>高齢になると、暑さを感じにくくなる。
なるほど、電気代を節約するためだけじゃないとは・・・
by 桜貝の想い出 (2010-08-10 19:17)
父も、真夏でも“寒い”と言っています。
熱中症に気をつけなければいけませんね。
by 風来鶏 (2010-08-10 20:13)
>高齢になると、暑さを感じにくくなる
これ、怖いですね。
そう言えばウチの父親も、涼しいからと夜になると窓を閉め切りたがります。
こっちは暑いのに何故かと思っていたらこう言う事だったんですね。
by 安奈 (2010-08-10 21:04)