ケアハウス情報収集を！：在宅介護・健康管理・エコな生活のお役立ち情報：So-netブログ

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今日のつぶやき 2010/10/16｜今日のつぶやき 2010/10/17 ブログトップ

ケアハウス情報収集を！　[高齢者ニュース] [編集]

ケアハウス

高齢者の施設というと代表的なのが特別養護老人ホーム、介護老人保健施設です。今は、そうでもなくなりましたが、一昔前は、入居金何千万円なんていう有料老人ホームもありましたね。

意外と知らない方が多いのがケアハウス（軽費老人ホーム）です。私の知っている所では、たしか入居金をとるタイプだったと思いますが、要介護状態になっても介護保険を使って死ぬまで住んでいることができます。皆さんも考えていると思いますが、夫婦のどちらかに（夫・妻）先立たれて一人になった時どうするか？ではないでしょうか？比較的安く入居できる「ケアハウス」も選択肢の一つとして情報収集してみてはいかがでしょうか。

夫婦あるいは１人で暮らす高齢者が多くなりました。約８割の人が元気で生活していますが、問題は、自立した生活が難しくなってきた時にどうするかです。

その時に備えて早めに生活支援が受けられる住まいを探す人もいます。軽費老人ホームの一種で、比較的安い価格で入居できる「ケアハウス」もその一つです。６０歳以上で、自炊ができないなど体の機能の低下があり、独立した生活に不安がある人が利用できます。

１９８９年に制度化され、当初は、有料老人ホームを外車とすれば、ケアハウスは高級国産車といわれるほど、立派な施設がたくさんできました。個室の面積基準は２１・６平方メートル以上と広めで、ミニキッチンやトイレがついています。風呂は男女別の共同浴室のところが多く、食事は３食、食堂でとれます。日中は職員が待機して緊急時や困った時の相談にあたり、夜間も宿直がいます。

主な月額費用には生活費（食費など）、管理費（家賃相当分）、事務費（人件費など）があります。食費はおおむね全国一律で約４万５０００円。管理費は、建築費などにより違ってきます。事務費は前年度の収入（社会保険料などを除く）に応じて徴収額が決まっており、年間の収入が１５０万円以下の場合は１人１万円となっています。

要介護になると出なければならないところがある一方、介護体制を整えている施設もあります。ケアハウスの情報は、自治体がホームページや冊子などで紹介しています。参考にして下さい。（池田敏史子、ＮＰＯ法人「シニアライフ情報センター」代表理事）

（2010年10月12日読売新聞）

◆ケアハウスとは？・・・老人福祉法第20条の6の「低額な料金で、老人を入所させ、食事の提供、その他日常生活上必要な便宜を供与することを目的とする施設」